ヘケートが神様から貰った魂。

Owen112006-08-08



ヘケートは人間になりたかった。
そして愛されたかった。
サファイアの女の魂を手に入れてフランツに愛されたかった。




表向きは。






本当はというと、


ヘケートは悩んでいた。
許されない恋に悩んでいた。
人間と魔女。
許されるはずなんてなかった。



けれど、二人が恋に落ちるのに時間なんて要らなかった。
ダメだとは判っていた。
だけど・・・




二人は誓った。
次、地上に降りたときこそは一緒になろうと。
けれど、ヘケートは一人残された。
彼は次をと祈り、妻を娶った。
その間も、二人の関係は変らなかった。
そして数年後、その妻をも失った。





そこに現れた愛してやまない女。
ヘケート。
川*釻v釻)<私はもう待てません。
(O´〜`O)<むむむ・・・では仕方ない・・・




サファイアの女の魂を奪い、人間になろうと。
そして愛する大臣の胸に飛び込もうと。



急がないと。。。
プラスチックが大きくなれば亡き妻ではなく
ヘケートとの許されない関係の中で生まれた子だと気づかれてしまう。







ヘケートは愛されたかった。
いや、愛は受けていた。
ただ、隠れることなく愛を受けたかった。






ヘケートは人間になりたかった。
人として、大臣に愛されたかった。








川*釻v釻)<私、幸せです!
キレイな黒い花嫁衣裳で花婿さんと共に歌う魔女のヘケートさん(1421)






という、裏話をふまえた上でミュージカル『リボンの騎士』を見てみるなんてどうだろう?


























と、
そんな話はさておき。
行ってまいりました『リボンの騎士


簡潔に言いますと、
感動したどーーーーー!!!!!!!






見に行ったのは4日。
朝5時に仕事を終えて直で向かうつもりだったんですが
一旦帰宅。
したら軽く寝坊。
14:23新大阪着。
大急ぎで切符購入。
14:30新幹線発車。
あわただしい。


なんだかんだで待ち合わせ8分オーバーでコマ着。



ドキドキドキミキ。
なんてったって二列目。
どきどきどきどきどきみき。




緊張しすぎて泣きそうになる。
「ヤベー」
「うわー」
「おおおおおおおおお」
とか言ってるうちに幕が開いた。


先ず、天使の衣装を見て思った。
(むむ、今までとは生地が違うぞ)
箙さんの歌声に鳥肌。
この時点で3時間心臓がもつか心配になった。







ストーリーを追いながらの感想というのはまだ見てない人も多いだろうから
最終日を見て帰って来てからにしたいと思うんだけど、



一番思ったのは
魔女は美貴ちゃんでしか出来なかったかなと。
大臣はよっちゃんしか無かったかなと。

サファイアが愛さんなのは納得だったんですけど、
希望として、
サファイアよっちゃん見たいなぁ。。。
とか、王様よっちゃん女王ミキティとか(;´Д`)ハァハァ
とか、
フランツよっちゃん(O´∀`O)
とか、
サファイヤよっちゃん、フランツ美貴ちゃん
とか、
いろいろあるじゃないですか。
あったんですけどー、



もし、女王様とかが美貴ちゃんだったとして、
誰が魔女する?
作品を見た上で思うことの中で、
ヘケートはあの中の誰でもなく、美貴ちゃんだったからこそのヘケートであったと。
言い換えれば、
美貴ちゃんしか無かったと。
あの少ない出番の中であのインパクトですよ。
そして、よっちゃんだからこその大臣だったと。
王子のよっちゃんも見たかったですよ。
でも、大臣はよっちゃんでよかった。




こう思えるのはね、
思いの他、石川さんのフランツが良かったからかもしれないですね。
石川さんの声、普段はキンキーーーンと、アラレちゃんの雄叫びのよう。
(貶してません。彼女の魅力ですから)
そして歌だって上手くない。
石川さんの後に続けて愛さんが同じ歌を歌うのは反則だろって思ったりもしたし。
でもね、
声はちゃんとお腹から来てた。
そう思えたのは高・吉・藤・石の4人だったんですけど。
で、その歌声を上回る、溢れんばかりの男気ですよ。
ホント、あの人はキャラとは相反した男気がありますよね。
男塾ですよ。

二幕にもなると、普通にフランツがかっこよく見えてました。






で、大臣なんですけど、
もーね、この人はいつの間にココまで来たかと。
もうちょっと心配していたいんです。
ほんと成長したな・・・と、一幕の間は大臣が歌うたび、
大臣が話すたび、涙で視界が霞んでいました。。。キショ


一幕の魔女とのコラボで身震いさえしたもん。




なんじゃこりゃーーー!!!



音で聞くのと体感するのではレベルが違う。
まじやべーーーやべーーーー!!!





ほんと、コレのためだけでも会場に足を運んで欲しいです。







そして大臣の
(O`〜´O)<我々は騙されーたーーーー!!!(だーまーさーれーたー)
の後、二幕。





だだ泣き。
おっ涙が・・・と思って頬に手を当てたら顔中涙だった。。。ww





でね、
二列目じゃないですか。
みきよしがめっちゃ来るサイドでね、
で、魔女は終始凛々しい涼しい目線だったり、
妖艶な笑みを浮かべてたんです。




が、最後許されたヘケートが神様から魂を授かり、
一緒に消えていくときのあの笑顔。
それまでとは180度違う無邪気な、無垢な笑みを浮かべるんです。
いや、180度なんてもんじゃない。
くるっと半周まわっただけじゃない。
次元の違う笑顔だったの。






そう、

これが噂のツンデレかと!!!!









まー大臣が簡単に許され杉だったけど、
マジで想像以上に面白い作品でした。
コレは1回じゃもったいないですよ。





26日まで見れないのがつらいです。























で、東京には3泊4日いたんですけど、
連日居酒屋閉店まで飲んでたなぁ。。。
久々に呑む姿みたと思ったらお約束のように私が担いで帰ることになったけど、
そんだけ信用されてるんだと、しょうがないから思うことにしよう。
翌日筋肉痛だったけど、ヨシとしよう。
つか、あの家居心地良すぎです。妙に落ち着くんだよ。
ありがとー、デンジマン
マッサージはもう勘弁だよ、デンジマン












ところで、これって何プレイよwww
と思ったのは私だけじゃないはず。。。